2008年 05月 08日
無題2
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よよい。だいぶ元気になってきました。元気だと思ってたんだけどやっぱり上がり下がり激しかったみたいです。しばらく更新しないでごめんなさい。
もう発表から5日も経ったのかー、そうかー。いろいろと忙しくはしてるんだけど、その間にも少しづつ、今まで見えなかったものが見えて来てます。人生は不思議だねー。いろんなことが起こる。バイクのレーサーになろうと思って高校を辞めたときは、大学に行くとは思ってもいなかったし、コンピュータエンジニアとして就職したときはまさかバンドで飯を喰うとも思ってなかった。そしてこのバンドが(一時的であれ)自分の生活からなくなるともまた、全く思ってなかったよ。まさに人生はチョコレートの箱だね。次に何が出てくるかはわからないんだな。
ここのところよく幸せってなんだろう?とか考えてて。バンドをガリガリやってるときは正直他のことをする余裕なんて、時間的にも精神的にもなかったから、歯医者にこまめに通ったり、いつも通らない裏路地を遠回りで歩いたりすることがなかった。バンド以外のことを全て後回しにしてた結果、保険証を手に入れたのは今年に入ってからだ。最近ふっと見つけたスーパーに立ち寄ってみたり、場末の立ち飲み屋に一人で入ったりしてるうちに、もしかして家庭を持って安定した職業に就き、毎日やることがある中にもオン・オフのある生活が一番幸せなんじゃないかとも考えた。
前にラジオで言ったことがある夢の話。地平線にぼんやり浮かぶ大都市。そこで開かれてるパーティーに出席しようとバス停に走ってるんだけど、ギリギリ乗れずにバスが行ってしまう。しょーがねぇなーってぼやきながらアスファルトの道を歩いて進むと、さっきまでアスファルトだったはずの道はいつの間にか砂埃が立つような土の道に変わって、あれ?アスファルトだったじゃん、と思いながら進むとその道は緩やかな上り坂になって、大きな木がたくさん生えてて、そー言えば俺木の根っこ踏みながら歩くの大好きだったよなと思いながら、地上に少しだけ出てる根っこを土踏まずで踏みながら、ピョンピョン坂を上ってった。そしたらちょっと行ったとこにとても美しい、優しい顔をした女性がいて、信じられないほど綺麗な歌を歌ってて、直感的に「この人、人間じゃないんだろうな」と思いながらその人のところへ行って、「あの、すごい綺麗な歌ですね」と話しかけたときに思い出して、「あれ、俺パーティーに行こうと思ってたんです。街の。」って言うと、その女性はあなた馬鹿ねぇ的な少し困った笑顔で、「何を言ってるの?あなたがずっと来たかったのはここでしょ?」って言ったんだよね。蓋をしてきた感情がどばっと溢れて、大泣きしながら目を覚ましたことを思い出しました。
俺の幸せはどこにあるんだろう?っていろんなところに手を突っ込んだ。外から見たらここにあんのかな、って思えたとこには結局なくて、バンドが売れようが名前が広まろうが、そんなとこにはなかったよ。じゃあ昔っから夢だった、湖畔にペンションか?大好きだった料理を振るまって、釣り行って、一日中ニコニコしてたら幸せ?今日てくてくと大嫌いな東京を歩いてて気づいたよ。あっはっは。違うっしょ。逃げてるだけじゃん。だって俺が一番幸せだったのは、ライブでみんなが歌を聴いてくれること。ラジオやこの日記でわずかながらでもみんなと繋がれていたこと。そして何より、大好きな音楽に没頭してること。それはやっぱり変わんないや。歌うことそのものに疲れてしまったそのときは、何も迷わず歌の次に大好きな自然の中へ行けばいい。
早起きして走ろうと思ってたけど今日はもう無理かもなー。おなか減った。またすぐ更新します。おやすみなさい。:-)
もう発表から5日も経ったのかー、そうかー。いろいろと忙しくはしてるんだけど、その間にも少しづつ、今まで見えなかったものが見えて来てます。人生は不思議だねー。いろんなことが起こる。バイクのレーサーになろうと思って高校を辞めたときは、大学に行くとは思ってもいなかったし、コンピュータエンジニアとして就職したときはまさかバンドで飯を喰うとも思ってなかった。そしてこのバンドが(一時的であれ)自分の生活からなくなるともまた、全く思ってなかったよ。まさに人生はチョコレートの箱だね。次に何が出てくるかはわからないんだな。
ここのところよく幸せってなんだろう?とか考えてて。バンドをガリガリやってるときは正直他のことをする余裕なんて、時間的にも精神的にもなかったから、歯医者にこまめに通ったり、いつも通らない裏路地を遠回りで歩いたりすることがなかった。バンド以外のことを全て後回しにしてた結果、保険証を手に入れたのは今年に入ってからだ。最近ふっと見つけたスーパーに立ち寄ってみたり、場末の立ち飲み屋に一人で入ったりしてるうちに、もしかして家庭を持って安定した職業に就き、毎日やることがある中にもオン・オフのある生活が一番幸せなんじゃないかとも考えた。
前にラジオで言ったことがある夢の話。地平線にぼんやり浮かぶ大都市。そこで開かれてるパーティーに出席しようとバス停に走ってるんだけど、ギリギリ乗れずにバスが行ってしまう。しょーがねぇなーってぼやきながらアスファルトの道を歩いて進むと、さっきまでアスファルトだったはずの道はいつの間にか砂埃が立つような土の道に変わって、あれ?アスファルトだったじゃん、と思いながら進むとその道は緩やかな上り坂になって、大きな木がたくさん生えてて、そー言えば俺木の根っこ踏みながら歩くの大好きだったよなと思いながら、地上に少しだけ出てる根っこを土踏まずで踏みながら、ピョンピョン坂を上ってった。そしたらちょっと行ったとこにとても美しい、優しい顔をした女性がいて、信じられないほど綺麗な歌を歌ってて、直感的に「この人、人間じゃないんだろうな」と思いながらその人のところへ行って、「あの、すごい綺麗な歌ですね」と話しかけたときに思い出して、「あれ、俺パーティーに行こうと思ってたんです。街の。」って言うと、その女性はあなた馬鹿ねぇ的な少し困った笑顔で、「何を言ってるの?あなたがずっと来たかったのはここでしょ?」って言ったんだよね。蓋をしてきた感情がどばっと溢れて、大泣きしながら目を覚ましたことを思い出しました。
俺の幸せはどこにあるんだろう?っていろんなところに手を突っ込んだ。外から見たらここにあんのかな、って思えたとこには結局なくて、バンドが売れようが名前が広まろうが、そんなとこにはなかったよ。じゃあ昔っから夢だった、湖畔にペンションか?大好きだった料理を振るまって、釣り行って、一日中ニコニコしてたら幸せ?今日てくてくと大嫌いな東京を歩いてて気づいたよ。あっはっは。違うっしょ。逃げてるだけじゃん。だって俺が一番幸せだったのは、ライブでみんなが歌を聴いてくれること。ラジオやこの日記でわずかながらでもみんなと繋がれていたこと。そして何より、大好きな音楽に没頭してること。それはやっぱり変わんないや。歌うことそのものに疲れてしまったそのときは、何も迷わず歌の次に大好きな自然の中へ行けばいい。
早起きして走ろうと思ってたけど今日はもう無理かもなー。おなか減った。またすぐ更新します。おやすみなさい。:-)
by pepperoni_hozon
| 2008-05-08 04:47
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